私にとって、興味は惹くものの、感覚的な共感は難しい人種、それが「ST型」です。
昔の私は今ほど人間理解が進んでなく、好奇心旺盛さも相まって、ST型の領域にも積極的に飛び込んだりしていました(が、結果撃沈しました苦笑)
それはMBTIだけが原因ではなく、それ以前の人間としての成熟度などの問題などもありそうですが
特に、「IST◯型」については、同じ内向型人間っぽいのに、なんか自分とは感覚に距離があるというか、クールな印象を感じやすいです。
でも時々不器用な優しさっぽい行動もあったりして、それはそれで魅力的な部分でもありますよね…!
さて、今回はそんな「ST型」について、学校や仕事などの公の面とプライベート面をわけて、それぞれ印象を語っていきたいと思います!
公の面での印象について
まずは公の面から。
私の場合、成熟度が高くない「STJ型」が上にいると、めっちゃしんどいというのが正直な感想です。
具体的には大学時代の教授(推定ISTJ)
どの辺りがしんどいか(具体例は以下)
研究テーマについて
前例がそこまで多くなくても、興味があるテーマで研究したい
そもそも研究って、未知なことを解明するためにやるもんでしょ?
頼むから前例が多い俺の得意分野の範囲内でやってくれ
テーマ変えろ(圧)
研究のテーマは本当に変えさせられました。(その先生の専門分野内なのに)
元リクルート出身のENFJの人に話したら「面白そうだし、やってみたらいのに!」と真逆の反応だったのが興味深かったです…
上下関係の厳しさについて
敬語とかはもちろん使うし、ある程度の必要なマナーは守るが、謎の社会人ルールとかはよくわからん。
人によってそこまで態度が変わらないし、良くも悪くも媚びない
上下関係厳格。俺が上の立場なんだから、立場をわきまえろ(圧)
田舎に移住した夫婦についての感想(肯定から入るか否定から入るか)
わざわざ安定した会社員の立場を一旦手放して移住したってことは、本当にそういう生き方がしたかったんだろうな〜
望む生き方は人それぞれだし、いいんじゃない?
一度切りの人生だし
現実を見るべきとただただ批判
↑その人達の心理的背景などはおそらく想像もしておらず、理解も困難な様子
他には、私の個人的な感想になりますが、
現実的なデータの話が多いと退屈だな〜
もっとワクワクするような会話がしたい
やたら細かいルールにうるさいな
(他の人にも同様に厳しい分にはまだいいが、他の人の時はスルーなのに、私の時だけ重箱の隅つついてくる)
という、NFPとSTJの感覚の違いが悪い意味でもろ噴出。
しかも、お互い内向型だから、積極的にコミュニケーションもとらず、どんどん溝が深まっていくという悪循環苦笑。
この人の奥さん、よく何十年も一緒にいれるな。
私だったら1週間ももたないわ…
とよく思っていたものですが、よく考えたらこれも相性なのかもしれません。
常識的で従順な大和撫子、MBTIでいうところのISFJや、そこそこ常識的な面がありつつ、どんな人でもうまい関係を築けるESF◯みたいなタイプの女性であれば、きっと私ほど真正面から衝突することはないのでしょう笑
まぁ教授の例は極端ですが、自分は日本の伝統的な古い体質のエリート組織とかは向いてなさそうっていうのは、直観的によくわかった経験でした。
業務時間外の偉い人への接待飲み会とか絶対キツそう笑
とここまで、ちょっと特殊な悪い例を述べてしまいましたが、逆にそこそこ関係がいい「STJ型」も存在します。
パッと思いつくのはESTJ
その場合、下記の特徴があるようです。
・そもそも自分に対して人間として好意的な印象を持ってくれており、それを素直に表現してくれる。
また、社交的なため、コミュニケーションも得意。
・私自身が、自分の得意分野をわりと活かせる環境にいる。
・ルールや常識にそこまで厳格すぎない。基本は他者を尊重する姿勢。
・(私が女性であるというジェンダーバイアスが良い意味で働き?)厳しさや責任などを必要以上に追求してこない。
このような「STJ型」は頼れるお兄さん的な存在になることもあるので、心理機能が正反対でも、適切な距離感・関わり方ができれば、そこまで問題なく関係を続けられたりします。
ちなみに「STP型」については、公の場では特に大きな印象はありません(特に問題はなかったです)
プライベート面での印象について
ここまで公のST型(特にSTJ型)について長々と語ってしまいましたが、次はプライベート面についてみていきたいと思います。
プライベート面では身近にSTJ型っぽい人があんまりいないので、代わりにSTP型について考えていきます。
父が推定ISTPです
ISTPは現実的で冷静。そこそこフランク。
あんまり干渉されずに自由にやりたいオタク気質って感じの印象です。
表情は、真顔が多いですね。
間違っても常に笑顔を振りまく、ディズニープリンセスのような印象はない笑
話題については、NF型的には、Fiを使った深い感情共有とか、Neを使った想像力豊かな話とかもしたいですが、ST型は多分そこまでそういうのに興味ない感じがします笑
そんな感じですが、そこそこ健全なISTPは、父娘くらいの距離感では特に問題はありません。
なぜなら、母親やその他周りの身近な人でFiやNeユーザーがいれば、そういうところで深い感情的なつながりが得られ、満足できるからです。
しかし、恋愛、特に長期的なパートナーシップとかになってくると話は別です。
すごく個人的な感想になりますが、INFPにとってST型はあっさりし過ぎているのです。
恋愛初期にはそこもまた魅力に見えたりしますが、INFPは基本的に相手との深い感情的な繋がりを求めています。
結婚も単なる社会的なステータスや生活の安定のためだけでなく、もっと本質、自分の趣味嗜好や思考を理解してほしかったり、哲学的なことや抽象度の高い深い話までできると嬉しかったり。
自分にはないパートナーの新しい視点に触れて、一緒に新しいことを経験したかったり。
ST型は現実的にしっかりしていて頼れる、いわゆる男らしさ的な部分は本当に魅力的なのですが、同時に上記のことをST型に高いレベルで求めてしまうのはすごく酷だと思うし、難しいと感じます。
そもそも脳のデフォルト設定が違うため、ものの見方や価値観が違うのはしかたがないことなのでしょう
でも、INFPの私にとって、本当の意味での理解、心のつながりは、幸せなパートナーシップを送るうえで必要不可欠な気がしています。
そのため、人生の途中でST型に惹かれたこともありましたが、最終的に結婚したのは同じNF型の人です笑。
具体的にはENFP
先程登場した教授とはタイプ的には真逆ですね笑
NF型とST型の付き合い方まとめ
無理のない距離感で、お互いの長所を活かしながら平和にやるというのが、最近は一番いい気がしています。
ちなみに、MBTIはあくまで心理的な癖や傾向がみれるものなので、MBTIだけで相性が完全に決まるものではありません。
それぞれの人間の成熟度や、現実的な外的要因(容姿・経歴やスキル・立場等)によってお互いの印象が左右される面も十分あるでしょう
そのことも踏まえつつ、今後も適切な関係を探求していければと思います。
ちなみに女性のST型については元々数が少ないのと、相手から極端に興味を持たれるor嫌われる経験がなかったため、十分に考察できる程のデータがありませんでした。
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