「INFPは一人の時間がないと無理!」
SNSやMBTI関連のコミュニティで、そんな意見をよく見かけませんか?
繊細で内向的なINFPにとって、誰にも邪魔されない時間は、心の栄養補給に不可欠…私もそう思っていました。
内なる世界を共有できる喜び

ところが最近、ふと思ったんです。
「心から安心して自分を全開にできる、そんな精神的に満たされる相手がいれば、必ずしも一人の時間をたくさん確保しなくても平気なのかもしれない」と。
なぜなら、その特別な相手とのコミュニケーションの中で、頭の中の複雑な思考を整理したり、他愛ないファンタジーな世界を共有したりできるから。
おまけに、ひっそりと抱えている承認欲求まで満たされてしまうのです。
INFPが表現せずにはいられない理由

INFPは、自分の複雑な内面をありのままに共有できる人が、外の世界にはなかなかいない、あるいは限られていると感じがちです。
それでも、「誰かにそっとわかってほしい」という切実な願いは持っている。
だから、私たちは創作するのでしょう。
言葉を紡ぎ、絵筆を走らせ、音楽を奏でる。
そうして、束の間の承認欲求と、内側から湧き上がる開放感を得るのです。
信頼できるパートナーとの出会い

では、もし心から信頼できるパートナーを得られたらどうでしょう?
今まで外の世界に向けていたエネルギーが、その二人の間で完結してしまうのではないでしょうか。
その結果として、外に向けて何かを表現する回数は減るかもしれません。
INFPにとって究極的に大切なのは、承認欲求と表現欲求が満たされること。
その手段が、一人の時間である必要は必ずしもないのです。
むしろ、それらが満たされなかったからこそ、私たちは今まで必死に外側の世界にアピールしてきたと言えるのではないでしょうか。

ねぇ〜見て、これが本当の私だよ!!


それは、まるで銀杏BOYZの「ナイトライダー」の歌詞にある、
「ねえ ほんとは僕 こんなんだよ」
という叫びに近いのかもしれません。



銀杏BOYZファンの方には伝わるかな??笑(筆者は銀杏ファンです)
究極の充足感:パートナーとの深い繋がり


信頼できるパートナーに、ありのままの自分や思考を思いっきり解放して、パートナーをこれでもかと愛でる。
そして、逆に愛でられまくって、脳内でセロトニンやオキシトシンがドバドバ分泌される。
これだけでINFP的には結構満たされるのです。
だから、「結婚した作家は丸くなって面白くなくなる」なんていう説があったりするのかもしれません。
心が満たされると、切羽詰まったような、外に向けるエネルギーは自然と湧いてこなくなるのでしょうね。
バランスが大切


もちろん、INFPがあまりにもベッタリし過ぎると、相手の自由な時間がなくなってしまい、パートナーの性格によっては新たな問題が生じる可能性もあります。
また、INFP自身も、定期的に自分の内面を何らかの形で表現しないと、どこか張り合いを失って、やや無気力になってしまうことがあります。
だからこそ、今日も私はこうして文章を綴っているのです。
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ちなみに、私のENFPのパートナーは、
・恋人と一緒にいると満たされるゲージ
・一人で考え事をしたり創作したりすると満たされるゲージ
の2種類のゲージを持っていると言っていました。
片方のゲージだけが満タンでも、もう片方が空っぽになると、途端に気力がなくなってスイッチダウンしてしまうのだとか。



私も刺激の多い毎日を送っている時は、ひっそりと内に籠って創作したくなることが多いです
INFPも、もしかしたら同じように、内側と外側の世界のバランスを取りながら生きているのかもしれませんね。
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