MBTI界隈では、よくINFPは「思わせぶり」とか「オタサーの姫になりやすい」と言われていますよね。

以前MBTIに詳しいイブリースさんの記事で、「INFP・ENFPの特殊な「あざとさ」について」という記事があって、「なるほど!客観的に私たちの挙動はこう見えるのか!」と新鮮な気持ちになりました。
https://note.com/luciferlove/n/nd8ebb40463c1
そこで、INFPの私が、INFPが思わせぶりになりやすい理由について、改めて考察していきたいと思います。
①好奇心旺盛

INFPはいろんな人の面白い(独自性のある)話を聞いてみたいという欲求を持っています。
それがたまたま異性の方向に向かってしまった場合、客観的には「思わせぶり」みたいな評価に繋がりやすいのかなと思います。
ちなみにいろんな世界に触れられる「ライター」という職業は、肌感INFP率がめっちゃ高いです。

ENFPも多い
基本的にインタビュー相手は、独自性が高かったり、何かしらに秀でた人が多いので(モブキャラはインタビューされにくい)、INFPの好奇心を満たしてくれる存在になりやすいです。
②平等主義


INFPは世間の王道ルートだけでなく、多様な価値観に興味を持ち、少数派の意見も擁護しがちです。
それゆえ、相手の客観的な人気度や立場に関わらず、分け隔てなく話に耳を傾け、あまり否定しない傾向にあります。
そのため、INFPに擁護された相手は「受け入れられている」と感じ、INFPに対して特別な感情を抱きやすいのではないかと感じます。
③共感力が強く、つい「応えなきゃ!」と思ってしまう


INFPは感受性が高いため、意識していないと相手の感情と自分の感情がごちゃ混ぜになりやすいです。
その結果、相手が自分に好意を持っていることを察すると、反射的に「応えなきゃ!」と思ってしまいがちです。



100%ないなと感じた場合や、過去に地雷を何度も踏まれた場合などは断ることもありますが、結構心苦しいです。
少しでも良いと思える人なら、受け入れた方が心理的に負担が少ないのです。
その結果、同時に複数人からアプローチされた場合、外から見ると「八方美人」のような対応になってしまい、結果的に思わせぶりっぽくなってしまいます。



自我が確立されていないINFPは、本当に相手と自分との心理的な境界線が脆いです。
特に集団の中にいると、様々な人の思惑や考えが一気に雪崩れ込んできて疲れてしまう場合があるため、積極的に一人になりたがることも多いです。
④内向的なため、大勢よりも2人で会いたい


そのため「自分だけに心を開いてくれている!」と相手から思われやすい。
ここがENFPとの大きな違いでもあります。
①〜③まではENFPにも当てはまる、もっといえばENFPの方がよりその傾向が強いです。
しかし、ENFPは社交的なため、集団も苦手ではないですし、そもそも交友関係自体もオープンなことが多いです。
そのため、誰とでも上手くやれるENFPと仲良くなれても「自分はENFPの数いる友人の中の一人だな」と相手が認識する可能性が高いです。
その点、内向的なINFPは本当の意味で仲良くなるまでのハードルの高く、仲良くなった時により特別感を相手に感じさせやすいため、相手がいつの間にか感情移入していることが多いです。



実際、INFPの内側に入れる人はごく僅かです
そのため、同時に複数の人に対してその状態になってしまった場合、思わせぶりだと思われやすいです。
⑤表現が抽象的


INFPは気になる相手に対して直接バンバンアプローチするのではなく、抽象的かつ間接的な表現をとることがあります。
しかもその表現は独自性が高いため、妙に印象に残りやすかったりします。
そのため、表現の過程で多くの人に「これは自分に向けられたものでは?」と思われやすくなります。



特定の一人に向けて書いた曲で、結果的に多くの人の心を動かしてしまう、アーティストの構造に似ていますね笑


⑥意識せずとも隙がある


INFPは良くも悪くも世間一般とズレているため、普通の人がつまずかないようなところで大コケしたり、悩んだりしがちです。
また、現実的な世界に疎いため、天然な言動を素で連発することがあります。
そのため、INFPはただ普通に生きているだけで、弱みや隙を作りやすいと言えます。
そのようなことから、INFPは理解者がほしいと切に願うようになりますし、共感力が高い異性はそれに気づいて力になろうとしてくれることがあります。
こうして、だんだんと距離が縮まっていくのです…
まとめ


いかがだったでしょうか。
INFPの思わせぶりな言動には、様々な要素が複雑に絡み合っていることがわかりますね。
ポイントを改めて振り返ってみましょう。
①好奇心旺盛
②平等主義
③共感力が強く、つい「応えなきゃ!」と思ってしまう
④内向的なため、大勢よりも2人で会いたい
⑤表現が抽象的
⑥意識せずとも隙がある
⑥にも通じますが、INFPは世間と感覚が異なることが多いため、「誰かにこの感覚をわかってほしい…!」みたいな承認欲求が原動力になっていることも多いです。



実際、本当の意味で理解して受け入れてくれる人があらわれると、思わせぶりな行動は少なくなります


だから、周りに思わせぶりなINFPがいたとしても「この人も必死で生きているんだな、どうしても特性上そうなりやすいんだな」と温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
他記事でも述べていますが、INFPは一旦内側に入って深い人間関係を築けば、かなり忠実な人間になります。



根は一途!
まぁでもこれも、人によるかもですが…!
ではではっ!
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